頭髪 [退院その後]
11月21日(水)
午前5時起床。
今日の東京は北風強く寒い朝になっている。
抗がん剤治療が終わり半年経った今、副作用の影響で抜けていた髪の毛は元通りになっている。子どもの頃は髪毛が硬く、額が少なく見える位人一倍多く生えていた。直毛で毛が太く、小・中学生の頃、頭を洗った翌日は必ず寝癖で髪の毛が立っていて直すのが大変であった。40歳半ば位から髪質が柔らかくなり、つまり腰がなくなり、加齢による脱毛が始まった。今ではおでこが隠れず、頭のてっぺんの部分も大分薄くなっている。これは副作用の影響では無い。両親の祖父の髪の毛の事は解らないが、知っている父はくせ毛で薄く禿げ上がっていた気がする。禿げてきているのは父親と同じ状態だと思う。弟はくせ毛で父の髪質と同じだが禿げては居ない。遺伝は面白い。以前にも書いたが、抗がん剤の副作用での脱毛は医師や看護師が言っていたが、必ず元に戻ると話す。女性や若い患者さんにとってはとても気なる事だと思うが、心配されずに治療を受けてもらいたい。抜けた後、冬は毛糸帽子をかぶられる方が多い様であったが、私はバンダナを色違いで3種類用意して、順番に取り換え使っていた。病院入院中看護師さんからの評判も良くお誉めを頂いた。未だに眉毛だけは発毛していない。これは副作用の影響では無い。原因不明である。そう慈恵に入院する前に円形脱毛症になり、臨海病院の皮膚科で治療を受けて居た時に、先生がなぜ円形脱毛症になるのか、ストレスとか皮脂の影響とか言われているが、本当の原因は未だ解明されていないと話ていた。解っている事は自分自身の細胞が毛根を攻撃してダメージを受けている様である。話を聞くとがん細胞が出来る過程に似ている。週の折り返し。午前8時出勤。感謝。 体の症状 相変わらず手の指しびれ小。食べ物が飲み込みづらい時がある。
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